米大統領、被団協に祝意=核廃絶へ「前進続ける」―ノーベル平和賞
【ワシントン時事】バイデン米大統領は13日に声明を発表し、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)のノーベル平和賞の受賞決定に祝意を示した。その上で「核兵器なき世界」の実現に向け、「われわれは前進し続けなければならない」と強調した。
米国内では今なお、広島と長崎に投下した原爆が第2次大戦を終結させたとする見方が多いが、声明は「米国を代表する」とした。さらに被団協を「悲劇に直面した際の決意と不屈の精神を体現している」と称賛。「核兵器がもたらす壊滅的な人的被害の生き証人となり、人類が耳を傾けるべき物語を伝えてきた」と評価した。
一方、核兵器の開発や威嚇を続けるロシア、中国、北朝鮮を名指しし、「ノーベル賞受賞者らの重要な取り組みに逆行する」と非難。「核の脅威を減らすため、米国は前提条件なしに協議する用意がある」と表明した。
[時事通信社]
最新ニュース
-
政策活動費「廃止の方向」=衆院選、裏金けじめ争点―自民幹事長【24衆院選】
-
阪神新監督に藤川氏=プロ野球
-
台湾総統「国家の安全守る」=中国演習受け安保会議
-
ドジャース、ポストシーズンタイ=33イニング連続無失点―米大リーグ
-
維新、衆院選に2新人【24衆院選】
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕