「負傷兵避難のため」=国連部隊侵入で釈明―イスラエル軍
【カイロ時事】イスラエル軍は13日、レバノン南部で同日早朝、軍の戦車が国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の拠点に侵入したことについて、負傷兵を避難させるためだったと釈明した。イスラエルのメディアが伝えた。
UNIFILによれば、イスラエル軍の戦車2両が拠点の正門を破壊し侵入。約45分後に撤退した。UNIFILは、侵入が国際法違反に当たると非難している。
軍は部隊が当時、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラからの「激しい対戦車砲の攻撃にさらされていた」と説明。負傷兵が避難できるよう、戦車がUNIFILの拠点に「数メートル後退した」と主張した上で「UNIFILの部隊には脅威を与えていない」と訴えた。
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