イスラエルが「戦争犯罪」=医療関係者を攻撃と非難―国連委員会
【パリ時事】パレスチナ自治区での国際法違反の疑いを調査する国連の独立委員会は10日、イスラエルがイスラム組織ハマスとの戦闘の一環でガザの医療システムを破壊し、戦争犯罪と人道に対する罪を犯したと断じる報告書を公表した。「医療関係者・施設に容赦ない意図的攻撃」を加えたと非難している。
委員長を務めるピレイ元国連人権高等弁務官は、イスラエルが病院を狙い撃ちにすることで「健康の権利そのものを標的にしている」と指摘。ガザでの「前例なき不当な破壊行為を直ちにやめなければならない」と訴えた。
[時事通信社]
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