大記録に迫るオベチキン=通算得点でグレツキー超えへ―NHL
新シーズンが今月開幕した北米アイスホッケーリーグ(NHL)で、話題になっているのがキャピタルズの大黒柱アレックス・オベチキン(39)=ロシア=による大記録へのカウントダウンだ。開幕前の時点で通算853得点に達し、1990年代までプレーしてNHL史上最高の選手と評価されているウェイン・グレツキー(カナダ)が持つ894得点の最多記録まであと41。今季中の更新なるか注目を集めている。
2004年にキャピタルズからドラフト全体1位の指名を受けてNHL入り。類いまれな攻撃力でゴールを量産し、特に左サイドからの強烈なショットなどでファンを沸かせてきた。シーズン最優秀選手に3度輝き、17~18年シーズンにはキャピタルズがスタンリー・カップ決勝を初めて勝ち抜く立役者になった。
過去にロシアのプーチン大統領を支持する姿勢を示し、同国によるウクライナ侵攻が始まると非難も受けた。カナダのメディアによると、ロシア人であることを理由に記録更新に目を向けるべきではないとの声が一部であるが、NHLの幹部は「彼は20年間、われわれの素晴らしい大使だった」と擁護したという。
昨季は、82試合で実施されたシーズンとしては自己最低の31得点。衰えを指摘する声もあるものの、NHL公式サイトによるとオベチキンは「私のタンクにはまだ余力がある」と自信を示す。12日に今季初戦を迎えるチームのカーベリー監督は「彼の力を考えれば42点を取るのは難しい話とは思わない。この組織内部の人々は、その日が早く訪れることを期待している」と語った。 (時事)
[時事通信社]
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