侍、経験のバランス重視=「長く世界一」の狙い―プレミア12
プレミア12で連覇を目指す日本代表は、国際大会の大舞台に立った選手と、経験の少ない選手をバランス良く組み合わせた編成となった。28人のうち昨年のWBC優勝メンバーは7人。その中には22歳の高橋宏や24歳の戸郷ら若い世代もいる。
井端監督は「(WBC経験者も)まだ若いが、初選出の若い選手が多いので、経験したことをいろいろ伝えてやってほしい。当然、選手としても結果を出してほしい」と期待する。先発の一角を目指す25歳の才木らにとって、高橋宏や戸郷の存在は刺激になりそうだ。
内野手は22歳で大型遊撃手の紅林や、走攻守にレベルの高い24歳の小園を選出した。WBC組では岡本和、牧といった主軸に加え、31歳の源田も招集。遊撃を専門とする守備の名手には、若手のサポート役も期待している。
井端監督は、かねて「日本が長く世界一であり続けるためには、若い選手がどんどん出てこないといけない」と語っていた。プレミア12だけでなく、2026年のWBCや28年ロサンゼルス五輪を見据え、世代交代と強化を同時に進めていく。
[時事通信社]
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