キリバス、中国ミサイルを非難
【シドニー時事】太平洋の島国キリバスの大統領府は8日までに、中国による先月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射訓練を非難する声明を出し、「歓迎しない。世界の平和と安定を維持するため、兵器実験に関わる全ての国に(ミサイル発射の)中止を求める」と表明した。
キリバスのマーマウ政権は2019年に台湾と断交して中国と国交を樹立。中国警察の活動を国内で認めるなど対中関係を強化しているが、ミサイル発射を容認しない立場を明確にした。今回の発射について「中国から事前通告はなかった」と説明している。
[時事通信社]
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