神戸、一丸の６連勝＝選手交代で打開―Ｊ１
神戸が激闘を制して破竹の６連勝。吉田監督は「連勝は意識していない。目の前の試合を勝つことをチーム全員が考えている」と淡々と言った。
序盤に先制し、前半ロスタイムにも加点。試合の流れをつかんだと思えたが、後半は京都のプレスにつかまって早々に２失点。敵地が押せ押せの空気に包まれる中、指揮官は「選手交代で押し返す」。厚い選手層を生かして打開した。
鍬先とジェアンパトリッキを投入すると、疲れが見え始めた相手に対して強度の高さを取り戻した。３８分にＣＫからつないで、最後は味方のシュートがはじかれたところをジェアンパトリッキが拾い、押し込んだ。今季初ゴールが決勝点となり、「こぼれ球を狙う役割だった」と喜んだ。
天皇杯などを含めて９月中旬から続いた連戦も、選手を入れ替えながら６勝１分けで乗り越えた。吉田監督は「俺もやってやろうという選手がたくさんいる」と、チーム内の競争に手応えを感じている。首位広島との勝ち点差は１。一丸となって最終盤に向かっていく。
[時事通信社]
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