2024-10-04 22:03スポーツ

ＤｅＮＡの浜口、ＣＳへ弾み＝直球切れ３回無失点―プロ野球

力投するＤｅＮＡ先発の浜口＝４日、バンテリンドーム

　ＤｅＮＡの浜口がクライマックスシリーズ（ＣＳ）へ向け、大いにアピールした。「自分のボールを投げることに集中したい」と語っていたマウンドで、予定していた３回を２安打無失点。「しっかり腕を振ることができた。ペナントレースの最後を無失点で抑えられてよかった」と手応えを口にした。
　立ち上がりから切れのいい直球を投げ込んだ。５番細川から始まった二回は、１４０キロ台前半の直球で３者三振に。三回は先頭に四球を与えて１死一、三塁のピンチを招いたが、村松を二ゴロ併殺に打ち取って切り抜けた。
　ドラフト１位で２０１７年に入団。ルーキーイヤーに１０勝を挙げたが、２年目以降は結果が振るわないシーズンが続く。今季も好不調の波が激しく、自己ワーストの２勝に終わった。
　チームは１週間後にＣＳが控えるが、投手陣は故障による離脱で駒が不足している。そんな中、８年目左腕の奮闘は好材料となりそうだ。三浦監督は「久しぶりの登板で、非常にいいボールを投げていた」と高く評価した。　
［時事通信社］

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