今年度上期、2年ぶりマイナス=認証不正の影響続く―新車販売台数
2024年度上半期(4~9月)の新車販売台数は前年同期比2.6%減の216万8729台となった。マイナスは2年ぶり。認証不正問題で一時生産停止を余儀なくされたダイハツ工業が大きく台数を減らし、トヨタ自動車も1割近く減少するなど、業界全体で前年水準に届かなかった。
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が1日発表した。
内訳は、軽自動車を除く乗用車などが2.0%減、軽は3.6%減となった。ダイハツは24.3%減と大幅に減らし、同社から車両供給を受けるトヨタも9.3%減。新モデルの投入効果が薄れたマツダは21.6%減だった。日産自動車は2.4%減。
同日発表の9月新車販売台数は前年同月比0.3%増とほぼ横ばいながら2カ月ぶりプラス。自販連は「(認証不正で生産停止となった)トヨタのヤリスクロスの出荷再開もあり、需要は回復していく」と予想している。
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