ハリス氏が「唯一の選択肢」=NYタイムズ社説―米大統領選
【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9月30日、11月の米大統領選で民主党候補のハリス副大統領が「唯一の愛国的な選択肢だ」とする社説を掲載した。共和党候補のトランプ前大統領については「私利私欲より国家利益の優先が求められる(大統領の)職務には道徳的に不適格」だと断じた。
社説は、移民や住居費の高騰などに対する政府の対応に不満を持つ有権者にとって、ハリス氏は「完璧な候補者ではないかもしれない」と指摘。それでもトランプ氏の返り咲きを阻止するためには、有権者がハリス氏を「どんな政治的意見の違いがあるとしても」選ぶべきだと訴えた。
トランプ氏が当選すれば「民主主義に深刻で永続的な害を及ぼす力を持つだろう」と強調。「トランプ氏の2期目は1期目よりもはるかに有害で分断をあおるものになる」と警鐘を鳴らした。
[時事通信社]
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