大谷、2冠獲得が確定=2年連続本塁打王、初の打点王―米大リーグ
【ニューヨーク時事】米大リーグは9月30日、ナ・リーグ2試合が行われてレギュラーシーズン全日程が終了し、ドジャースの大谷翔平の2年連続2度目の本塁打王と初の打点王の2冠獲得が決まった。29日に全試合を終えた大谷は、ともにナ・リーグ1位の54本塁打と130打点をマークしていた。
大谷は昨季、ア・リーグのエンゼルスで44本塁打を放ってタイトルに輝いた。大リーグでの日本選手の打点王獲得は初めて。
打率は3割1分で、ナ・リーグトップのアラエス(パドレス)に4厘及ばず2位となり、三冠王には届かなかった。大谷は多くの部門でナのトップレベルの成績を残し、134得点、出塁率3割9分、長打率6割4分6厘はいずれも1位。197安打、59盗塁はともに2位だった。
◇大谷が近年成し遂げた快挙
【2021年】
投手で9勝、打者で46本塁打をマークし、ア・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出。オールスター戦では特別ルールで先発投手、指名打者として出場。
【22年】
15勝、34本塁打を記録し、ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる同一シーズンの2桁勝利、2桁本塁打を達成。1903年以降で初めてとなる規定投球回と規定打席の同時クリア。
【23年】
44本で日本勢初の本塁打王。10勝も挙げ、史上初の2年連続2桁勝利、2桁本塁打。2度目の満票でア・リーグMVP。開幕前はWBCで日本を優勝に導きMVP。オフに10年約1015億円の超大型契約でドジャース移籍。
【24年】
史上初の同一シーズン50本塁打、50盗塁をクリア。54本を放って異なるリーグで2年連続本塁打王。130打点で日本勢初の打点王。
[時事通信社]
最新ニュース
-
北極にカラフトマス進出=秋サケやサンマは危機的不漁―謎のタラ、分布解明へ・第3部「未来が見える場所」(5)〔66°33′N=北極が教えるみらい〕
-
NY円、151円台後半
-
伊藤洋が再手術=ドイツ・サッカー
-
国防相を解任=ガザ戦闘で「信頼失う」―イスラエル首相
-
NY株反発、427ドル高=米経済を楽観
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕