石破氏と「電車に乗りたい」＝米大使、同盟強化に期待
エマニュエル駐日米大使は３０日、次期首相に就く自民党の石破茂総裁と連携し、日米同盟を強化することに期待を示した。石破氏が日米安全保障条約改定などを訴えていることに関し「政策の話の前に石破氏は鉄道が好き、軍事の歴史も私と同じくらい好きだと聞いている。一緒に電車に乗れればと思っている」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
大使は「石破氏は日米同盟に、過去の首相と同じくらいコミット（関与）している」と指摘。「協力し（岸田政権での）３年を土台として将来に続けていきたい」と語った。
大使は、１０月１日で退任する岸田文雄首相と面会するために官邸を訪問。首相に対し「日米同盟強化の黄金時代として歴史に名を残す」と伝え、功績をたたえた。米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手らのサイン入りユニホームを贈呈した。
［時事通信社］
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