2024-09-28 22:58スポーツ

天王山、広島が制す＝前半２得点で主導権―Ｊリーグ

町田に勝利し喜ぶ広島イレブン。右端は２点目を決めた加藤＝２８日、Ｅピース

　優勝を大きく左右する首位攻防戦。広島がリーグ屈指の得点力を存分に発揮して町田の堅守をこじ開け、前半に２得点。主導権を握って逃げ切った。
　前節の横浜Ｍ戦に続き、あっという間の先制ゴールで流れをぐっと引き寄せた。前半３分、高い位置で相手のクリアを拾って押し込み、最後は中野のクロスをパシエンシアが冷静に押し込んだ。「絶対に勝たないといけない試合。自分のゴールで貢献できたのはうれしい」とパシエンシア。２０分すぎには、中央での早いリスタートから右へ展開。再び中野のクロスに加藤が合わせ、リードを広げた。
　セカンドボールを素早く拾って相手の得意のロングボール封じを徹底するなど、リーグ戦は４試合ぶりの無失点。スキッベ監督は「勇敢に裏を取りにいって、前に早いサッカーができた」と満足げに振り返った。
　天王山で勝ち点３を積み上げ、首位をがっちりとキープ。加藤は「この１勝は通過点。タイトルに向けて、次の試合に準備していきたい」。９シーズンぶりのリーグ制覇へ、突っ走る。　
［時事通信社］

関連ニュース

最新ニュース

写真特集

もっと見る

最新動画

もっと見る