高い精度、流れ渡さず=錦織「これが自分」―テニスジャパン・オープン
錦織の精度の高いショットがライン際に決まるたび、相手のトンプソンがあきれたような表情で天を仰いだ。シングルスの2回戦。錦織自身も「自分が一番びっくりしている。格段に良かった」と振り返るプレーで鮮やかにストレート勝ち。高い集中力が光った。
ラリー巧者の相手を、フォアで積極的に攻めた。左右に揺さぶり、第1セットは第3ゲームで早々に相手サービスゲームをブレーク。主導権を握って押し切ると、第2セットも先にブレークを奪い、ミスの少ない戦いぶりで流れを渡さなかった。
6年ぶりに出場したジャパンオープンで8強入り。故障から復帰途上の34歳は、「これが自分」と感じる瞬間もあったと口にする。「潜在能力がまだあって、それが急に出るタイミングがある。これを続けられるようにしたい」。復活へまた一つ、手応えを得た勝利になった。
[時事通信社]
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