2024-09-26 17:04World eye

シューマッハ家恐喝事件 主犯ら男3人を訴追 独検察

【ベルリンAFP=時事】ドイツ検察は25日、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の伝説的ドライバー、ミハエル・シューマッハ氏(55)の家族を恐喝した罪などで、今年逮捕された男3人を訴追すると発表した。≪写真は、フォーミュラワン〈F1、F1世界選手権〉の伝説的ドライバー、ミハエル・シューマッハ氏〈資料写真〉≫
 検察当局によると、主犯は独西部ブッパータール出身の男(53)で、現役時代にF1で通算7度の年間優勝を誇ったシューマッハ氏の家族にプライベートな写真や動画を公開すると脅して1500万ユーロ(約24億円)を要求していた。
 主犯の男は恐喝未遂の罪で最長15年の懲役を科せられる。主犯の息子(30)は父親から追跡不可能なメールアドレスの作成を依頼されたため、恐喝の共犯者として訴追されている。
 写真や動画は、シューマッハ氏が2013年に仏アルプスでのスキー中に事故に遭い、頭部に重傷を負う前とその後の画像が含まれていたという。
 これらの画像は、シューマッハ家の警備員として働いていた別の男(53)が入手したものだとされている。この男は画像を数万ユーロの価格で販売していたとみられ、恐喝未遂とプライバシー侵害の共犯として懲役刑を受ける可能性がある。【翻訳編集AFPBBNews】

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