9番が突破口、後半一気=平田、早くも賞金1億円―パナソニック男子ゴルフ
硬かった表情がようやく和らいだ。平田が2打差の2位から逆転。大阪府出身とあって関西でトロフィーを掲げることが目標の一つだった。「今大会は特に優勝だけを見ていたので、実現できてうれしい」
2番から8番までは我慢のパープレー。そのもどかしさを9番(パー4)で断ち切った。ティーショットはロープ外のラフにそれたが、ギャラリーに囲まれて放った第2打はピンそば1.5メートルにぴたり。このバーディーが「勝負は後半だと思っていたので大きかった」。ここから4連続を含む6バーディー。一気に波に乗った。
72ホールでわずか1ボギーと抜群の安定感を見せたが、調子は良くなかったという。それでも、ラフの状況などコースの特徴を綿密にチェックした成果もあり、大きなピンチは少なかった。「コースに対してどう向き合うか。それが僕の武器」と明かした。
今月だけで3勝を挙げ、ランキングのトップを走る獲得賞金は早くも1億円を突破。「(賞金王は)絶対に目標にしたい。また勝利を積み重ねられるように頑張りたい」。23歳の勢いが止まらない。
[時事通信社]
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