井之上、驚きの標準クリア=日本学生対校陸上
男子400メートル障害の日本勢で、来年の世界選手権の参加標準記録を最初にクリアしたのは井之上だった。終始強い追い風に押される感覚の中でライバルと競り合い、日本歴代7位の48秒46。「喜びというより驚き。世界の舞台がより鮮明に近づいてきた」と声を弾ませた。
パリ五輪代表の豊田兼(慶大)、小川大輝(東洋大)はともにこの種目を欠場。「あの背中にどうやって追い付き、追い越すかを常に考えている」。多くの日本トップハードラーを輩出してきた法大の4年生は「中学生から2番が多かった。有終の美を飾れたら」とタイトル獲得を誓った。
[時事通信社]
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