2024-09-20 22:08スポーツ

ソフトバンク、自力で前進＝小久保監督「突き進むだけ」―プロ野球

　ソフトバンクはマジック５とした後、１８日までの日本ハム２連戦で連敗。もどかしい足踏みに、小久保監督は「絶対に勝ち切らないといけないと思っていた。最悪の想定は免れた」。連敗を止め、ほっとした表情を浮かべた。
　チームの勝ち頭、有原は持ち味の打たせて取る投球が光り、８回２安打無失点。「大事な試合だったので、１イニングでも長く投げたいと思っていた」。１３勝目に胸を張った。
　打線も奮起した。二回、犠打でつくった２死二塁の好機で、選手会長の周東が先制適時打。「何とかものにしたいと集中した」。近藤が離脱して苦しい状況ではあるが、「ベンチの雰囲気はいつも通り。いるメンバーでやるしかない」と動揺はない。三回は今宮、八回は栗原のアーチで効果的に加点した。
　２位日本ハムも勢いを維持しているが、自力でマジック４として優勝へ前進。「ここまで来たら、調子とかバッティングフォームとかは全く関係ない。そのまま突き進むだけ」。小久保監督は力強く言った。
［時事通信社］

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