解雇規制、対中外交で論戦＝自民総裁選、９候補が街頭演説―東京
自民党総裁選（２７日投開票）の９候補は１９日、東京・秋葉原で街頭演説に臨んだ。解雇規制の見直しや、中国による邦人拘束の早期解決など、それぞれが重視する政策を訴えた。
小泉進次郎元環境相は労働市場改革に重ねて言及。「われわれが働くルールは４０年以上前のままだ。働き方が多様になった時代に合わせた新たなルールをつくる」と述べた。
高市早苗経済安全保障担当相は中国政府に対して「拘束されている日本人を一刻も早く解放すべきだ」と要求。石破茂元幹事長はアジア太平洋地域の集団安全保障の枠組みづくりの必要性を強調した。
加藤勝信元官房長官と小林鷹之前経済安保担当相は賃上げの継続、林芳正官房長官はグリーントランスフォーメーション（ＧＸ）の推進を掲げた。茂木敏充幹事長は公約の「増税ゼロ」、河野太郎デジタル相は財政再建を主張。上川陽子外相はアニメなどコンテンツ産業支援を打ち出した。
［時事通信社］
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