躍動した日本人トリオ=セルティック、会心のスタート―サッカー欧州CL
セルティックが最高の形で初戦を制した。5ゴールを挙げての大勝。ロジャーズ監督は「あらゆる側面で素晴らしいプレーができた」と胸を張った。
立ち上がりからアクセル全開で攻め込み、チャンスの山を築いた。前半はCKからの1点にとどまったが、後半2分に古橋が右からのクロスを体で押し込み、待望の追加点。同25分には古橋、旗手とつながり、前田が決める日本人トリオによるゴールも生まれた。ホームのセルティック・パークは興奮のるつぼと化した。
CLは過去2シーズンでわずか1勝。いずれも1次リーグ最下位に終わっていただけに、この勝利の意義は大きい。欧州最高峰の舞台で初得点となった前田は「今年はプレシーズンから好調で、どんな相手にも勝てるという自信が付いている」とチームの成長を実感している。
次戦はドイツの強豪ドルトムントに挑む。前回準優勝チームを相手に敵地で苦戦も予想されるが、前田は「いつかあのスタジアムでやりたいと思っていた。すごく楽しみ」と目を輝かせた。(グラスゴー時事)
[時事通信社]
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