佐藤拳「競技人生の集大成に」=世界陸上東京大会1年前で
陸上の世界選手権東京大会の開幕1年前となった13日、東京都内でイベントが行われた。男子400メートルの日本記録を持つパリ五輪代表の佐藤拳太郎(富士通)は「競技人生の集大成にできれば」と意気込みを示した。
女子100メートル障害で元日本記録保持者の寺田明日香(ジャパンクリエイト)も登壇。パリ五輪出場を逃した34歳は無観客だった東京五輪にも触れつつ「来年は目指せたらいいなと少しずつ思い始めてきた。体と相談しながらやっていけたら」と話した。
先行販売しているチケットの売れ行きは好調。女子やり投げで大会連覇が懸かるパリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)はビデオメッセージを寄せ、「国立競技場を埋め尽くしましょう」と呼び掛けた。11月から募集を始めるボランティアの紫と灰色のユニホームもお披露目された。
[時事通信社]
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