フィアット、EV第2弾=走行距離50%アップ
欧米自動車大手ステランティスの日本法人は10日、「フィアット」ブランドから、小型SUV(スポーツ用多目的車)の電気自動車(EV)「600e(セイチェントイー)」を発売した。フィアットとしては2022年に発売した「500e(チンクエチェントイー)」以来、国内2車種目のEVとなる。
1955年に発売した初代600などを基にしたデザインで、丸みを帯びた外観。1回の充電で走れる距離は、500eより約50%長い493キロ。リアバンパーに足をかざすとトランクが自動で開くほか、運転席のマッサージ機能など、四つの運転支援システムを搭載した。トランクルームの容量は360リットル。
全国のフィアット正規ディーラーを通じて販売する。希望小売価格は585万円。
[時事通信社]
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