梅原氏、競泳委員長退任へ=日本水連
日本水泳連盟の梅原孝之競泳委員長(54)が来年6月までの任期を前に退任する意向であることが9日、分かった。強化について、日本水連幹部との間に方針の違いが生じたためとみられる。今夏のパリ五輪で競泳は銀メダル1個に終わり、日本水連は立て直しを担う後任の人選を進めている。
梅原氏は男子個人メドレーの瀬戸大也(CHARIS)を育て、平井伯昌氏の後任として2021年に競泳委員長に就任。銅2個だった昨年の世界選手権(福岡)とパリ五輪では、競泳日本代表の監督を務めた。
競泳委員会は日本代表の強化を担い、合宿計画や大会への派遣方針、派遣基準などをまとめる。
関係者によると、新委員長の候補として五輪2大会出場の倉沢利彰氏の名が挙がっている。梅原氏の退任を受け、一部の競泳委員も辞任する意向。
[時事通信社]
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