悔しさ胸に次こそ=上田、勝利のゴールを―サッカーW杯予選
悔しさが残っているのだろう。練習を終えると、上田は鋭い弾道をネットへ突き刺し、クロスにも何度も飛び込んだ。「もっとチャンスメークをして、シュート数を増やさないといけない」。シュート練習を繰り返し、滝のような汗を流した。
7―0で勝利した初戦の中国戦で、自身はシュートなしに終わった。ポストプレーや背後への動きだしなどで、得点に絡むプレーは見せたが、FWとして納得できるものではない。「結果を出している選手が出られる。結局はそこ」。危機感は常に持っている。
1~2月に行われたアジア杯のバーレーン戦では、相手の守備網を突破して駄目押しの3点目を奪っている。日本の攻撃はサイドに強みがあるが、「中央からの突破は絶対に必要になる。そこを見せていかないといけない」。ストライカーとして勝利をもたらすゴールを狙う。(マナマ時事)
[時事通信社]
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