日本、守備の隙突いて先手を=酷暑の敵地、速攻に注意―サッカーW杯予選
日本は2大会続けて黒星を喫していた鬼門の初戦で中国に大勝。W杯へ順調なスタートを切った。ただ、相手のバーレーンも敵地でオーストラリアを撃破。「勢いに乗ってくると思う。気は抜けない」と板倉。アウェー戦に警戒感を強める。
中国戦に続き3バックで臨むことが予想される日本は、いつも通りにサイド攻撃から先手を打つこと。相手守備はライン統率に隙があり、アタッカー陣が突ければ、早い時間帯の先制点も可能。仮に得点できなくても、じれずに相手を動かし続けることが大事だ。
3―1で勝ったアジア杯からバーレーンの監督は変わり、チームも一新された。豪州戦では、ボール支配で圧倒されながらも、鋭い速攻などで対抗。日本も主導権を握る展開となりそうだが、守備陣は常にカウンターには注意する必要がある。
連日の最高気温が40度を超える酷暑との闘いにもなる。「ボランチは試合のペース配分を考えないといけない」とは守田。90分を通して総力を落とさない選手交代も試合のカギを握る。状況によっては、勝ち点1を確実に拾う展開も想定しておかなければならない。(マナマ時事)
[時事通信社]
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