「飛鳥・藤原」を世界遺産候補に=26年登録目指し―文化審議会
文化審議会は9日、2026年の世界文化遺産登録を目指す推薦候補に、「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県)を選定するよう答申した。関係省庁連絡会議と閣議了解を経て、来年1月31日までに国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦書が提出される見通し。
最短で、26年夏ごろに開催されるユネスコの世界遺産委員会で登録の可否が審議される。
飛鳥・藤原は、日本で初めて生まれた中央集権体制の宮都の遺跡群。飛鳥宮跡や藤原宮跡、高松塚古墳などで構成される。文化審は「中央集権体制が誕生、成立した過程を、宮都の変遷から示すことができる唯一無二の資産だ」と評価した。
文化審は23年7月、飛鳥・藤原について遺産の保護が不十分だとして推薦を見送るよう意見を出していた。今回、遺産は十分な保護を受けているとし、「顕著な普遍的価値が認められ得る」と結論付けた。
[時事通信社]
最新ニュース
-
日本勢34年ぶり新人賞=西郷、会心バーディー締め―米女子ゴルフ
-
米挑戦の菅野、小林に託す=バッテリー賞表彰式―プロ野球
-
西岡、70位のまま=男子テニス世界ランク
-
秋本前議員、受託収賄を否認=事業者から7200万円―洋上風力汚職初公判・東京地裁
-
東京株、一時700円高=米株高受け上昇
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕