シナーが初優勝=フリッツにストレート勝ち―全米テニス男子単
【ニューヨーク時事】テニスの四大大会最終戦、全米オープン最終日は8日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで男子シングルス決勝が行われ、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が第12シードのテーラー・フリッツ(米国)を6―3、6―4、7―5で下し、初優勝した。イタリア勢が全米の男子シングルスを制したのは初めて。優勝賞金は360万ドル(約5億1000万円)。シナーは今年の全豪オープンに続く四大大会通算2勝目。
フリッツは初制覇を逃し、2003年大会を制したアンディ・ロディック以来21年ぶりとなる地元米国勢の優勝はならなかった。
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◇シナーの略歴
ヤニク・シナー(イタリア) 7歳でテニスを始める。12歳の頃までスキーの国内トップ選手。18年にプロ転向し、20年にツアー初優勝。今年は全豪オープンで四大大会初制覇を遂げ、6月に世界ランキング1位に就いた。ツアー通算16勝。191センチ、77キロ。23歳。サンカンディド出身。
[時事通信社]
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