2024-09-08 08:08スポーツ

「このために生まれてきた」＝小田凱人の一問一答―車いすテニス〔パラリンピック〕

男子シングルスで金メダルを獲得した小田凱人＝７日、パリ

　車いすテニス男子シングルスで金メダルを獲得した小田凱人の一問一答は次の通り。
　―今の感想は。
　格好良過ぎる俺。このために生まれてきたと再確認できた。一番楽しい試合だった。
　―これまでの試合で最高か。
　現役引退する時に、一番と言うのはきょうじゃないかな。
　―第３セットでどう立て直した。
　負けるかな、と（頭を）よぎった瞬間は多かった。相手がちょっとミスし出してから、これは俺のものだ、と思うようにした。
　―勝った瞬間、車いすごと倒れ込んだ。
　本当はダイブしたかったが、くるくる回っても倒れなかったので、倒れなかったら車輪を外すと決めていた。
　―初のパラリンピック。
　毎日ずっと楽しかった。この緊張感は４年に１度がちょうどいい。
　―ヒューエットの存在。
　彼がいなかったらと想像すると、僕もこのプレーまで至っていない。彼とのライバル関係がすごいレベルまで来ているし、ここからも続く。
　―センターコートで大観衆の前で試合。
　車いすテニスをシャトリエ（センターコート）でやってもお客さんが入ることは証明できたし、それに見合う試合もできた。
　―五輪を超える衝撃は与えられたか。
　僕が一番やってやったと思う。（時事）
［時事通信社］

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