悔しさがVの原動力=女子に追い付け、追い越せで金―ゴールボール〔パラリンピック〕
視覚障害のある選手によるゴールボールで、日本男子が頂点に立った。試合は3―3の同点で、先に得点した方が勝利する延長戦に突入。ウクライナが速い球に強い傾向を見抜いた日本は、技巧派の佐野をコートへ送り出した。期待に応えて決勝点を挙げた佐野は「とにかく自信のあるボールを投げた。日本に勝ちを持ってこられてうれしい」と声を弾ませた。
女子に追い付け、追い越せの精神が優勝に結び付いた。日本女子は2012年ロンドン大会で優勝するなど、パラリンピックで過去3度表彰台に立ち、常に男子より注目されてきた。佐野は「東京大会では女子が3位で、男子はそれを見るばかりだった。悔しさがあった」。
自身も日本代表でプレーした工藤ヘッドコーチは感無量の表情。「若い選手が自分たちの思いを引き継ぎ、世界一になってくれた」と表情を緩めた。 (時事)
[時事通信社]
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