東京株続落、3万7000円割れ=3週ぶり、2日で2000円安
5日の東京株式市場で、日経平均株価は続落した。終値は前日比390円52銭安の3万6657円09銭で、8月14日以来、約3週間ぶりの安値。日経平均への影響が大きい大型半導体株を中心に売りが続いた。米半導体大手エヌビディア株の3日の急落をきっかけとする米ハイテク株安を受け、2日間で2029円下落する荒い値動きだった。
5日の東京市場では売りが先行し、日経平均は一時600円超下落した。4日に1638円安と急落していたため、売りが一段落すると値頃感から買いが入り、日経平均がプラスに転じる場面もあったが、午後に入ると再び売りが強まった。米国で4日に発表された雇用関連指標が予想を下回り、米国の大幅利下げ観測から円高・ドル安が進んだことも相場の重しとなった。
[時事通信社]
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