2024-09-05 16:15スポーツ

今永、無安打の快投=「1年間、健康で」―米大リーグ・カブス

 七回まで一本の安打も許さない95球の快投。カブスの今永が3投手でのノーヒットノーランをけん引した。試合後は同僚にねぎらわれ、「みんながリスペクトの念を送ってくれる。(達成した)実感とともに、みんなに感謝したい」と笑みを浮かべた。
 二回は2四球で走者を背負ったものの、「投手コーチがアドバイスをくれて、そこから不安なく腕も振り抜けた」。このピンチを左飛で脱すると、味方野手の2失策で招いた六回2死一、二塁も空振り三振で切り抜けた。
 2番手が告げられた八回。今永の続投を望むファンからブーイングも起こったが、「1年間、健康な状態でシーズンを過ごすことが大事。悔しさはゼロ」。無安打でつないだ救援陣に「リリーフの方が難しい状況でマウンドに上がる。抑えたリリーフ投手はすごい」と敬意を示した。
 メジャー1年目のシーズンは残り1カ月足らず。先発ローテーションの柱に成長した左腕は「どういう状況でも試合をつくって、チームに勝つチャンスを与えないといけない」と責任感をにじませた。(シカゴ時事)
[時事通信社]

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