2024-09-03 21:14スポーツ

サッカー日本代表、期待大きい両翼コンビ＝好調の三笘、伊東

中国戦に向けて練習するサッカー日本代表の三笘（左）と伊東＝３日、さいたま市内

　厳しいアジアの戦いを前に、頼もしい両翼が久々に戻ってきた。右の伊東と左の三笘。そろって先発のピッチに立てば、ドイツを４―１で破った昨年９月の親善試合以来となる。
　ともに今年１～２月のアジア杯以来の代表復帰。欧州のシーズン開幕後、２人とも所属チームでゴールを挙げるなど状態はよさそう。伊東は「個人として最後に点を取れてこっちに来られたのでよかった」。表情は明るい。
　前回の最終予選で１勝２敗と大きくつまずいた後に伊東は４戦連続ゴールを挙げるなど、巻き返しの原動力になった。三笘は途中から切り札として躍動。敵地オーストラリア戦では終盤の途中出場で、日本にＷ杯出場をもたらす２得点をたたき出した。「前回と役割も立ち位置も違う。自分がより、そこをしっかり担いたい」。中心選手としての自覚が増している。
　堂安や中村らサイドの顔触れは多彩だが、一人で流れを変えられる２人のドリブル突破は魅力。伊東は前回の反省も踏まえ、「１戦目からしっかり勝って、いい状態で（次に）臨んでいけば、よりいい」と好スタートを誓った。
［時事通信社］

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