井上尚ら計量パス=3日に世界4団体防衛戦―ボクシング
プロボクシングのスーパーバンタム級で世界主要4団体統一王座の防衛戦(3日、東京・有明アリーナ)に臨む井上尚弥(大橋)は2日、横浜市内で前日計量に臨み、上限の55.3キロで一発クリアした。挑戦者で元世界王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)は、55.1キロでパス。
井上尚は「この階級で4戦目。体も仕上げ方も、かなりよくできていると思う」と自信を漂わせた。挑戦者は試合までの1日で大幅に増量することが知られており、「かなり水を抜いたと感じた。(試合までに)10キロくらい戻るかもしれないが、体重があればいいというものではないと示したい」と気を引き締めた。
同じ興行で世界ボクシング機構(WBO)バンタム級タイトルマッチも行われ、初防衛を狙う王者の武居由樹(大橋)と、挑戦者で世界2階級制覇を目指す比嘉大吾(志成)は、ともに53.4キロでパスした。
[時事通信社]
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