巨人の門脇、決勝打も反省=雨中の決戦「勝てたことが幸い」―プロ野球
次第に雨脚が強まる難しいゲームを物にした。巨人が七回降雨コールド勝ち。殊勲打を放った門脇は「勝てたことが幸い」とほっとした表情。負けられないチームにとっても、ミスがあった自身にとっても、大きな白星となった。
一回にゴロをグラブではじく失策。相手の先制点につながった。四回にも悪送球があり、定評のある守備で足を引っ張る形に。名誉挽回のチャンスは、勝負どころの終盤に訪れた。
同点の七回無死一、三塁で打席へ。1球目からスクイズを試み、2度ファウルで失敗。さらに追い込まれた状況となって「気持ちで打ちにいった」。4球目をたたきつけるように打ち、前進守備の二塁手の横を抜いた。貴重な勝ち越し点を挙げ、「迷惑をかけていた。何でもいいので、1点取りたかった」。
阿部監督は「結果オーライ。あまり僕は喜べなかった」と厳しい言葉を並べた。門脇も痛いほど理解している。「勝てたのはみんなのおかげ」。激しい首位争いが続く中、改めて気持ちを引き締めた。
[時事通信社]
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