世界10位を圧倒=大坂、確かな手応え―全米テニス
快勝を収めた大坂の目に、涙があふれた。「いくつか理由はあるけど、見に来ていた子どもたちを見て、私の娘のことや、私が小さかった頃のことを思い出した」。2018年、20年と2度の優勝を遂げた全米オープン。出産を経て、2年ぶりに臨んだ舞台での勝利には、特別な感慨があった。
パリ五輪は1回戦敗退。今月中旬のツアー大会は予選から出て本戦を逃すなど、最近は思うような結果が出ていなかった。それでも「このコートはホームのような気がする」。腰に白いリボンがあしらわれた緑のウエアを着て躍動した。
世界ランキング10位のオスタペンコを相手に、持ち味のサーブは力強く、第1セットは精度の高いプレーを続けて6―3。第2セットは2度のブレークポイントをきっちり物にし、6―2で圧倒した。
世界ランクでトップ10からの白星は20年1月以来。それも1時間余りで終わらせた。「自分のプレーには満足している」。言葉に確かな手応えがにじんだ。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]
最新ニュース
-
自動運航システムで日本と協力=米英豪の連携第1弾
-
ベネズエラで「政治迫害」と警告=大統領選後強まる―国連報告書
-
健康被害、プベルル酸が原因=小林製薬の紅麹サプリ―厚労省
-
電通に罰金3億円求刑=五輪談合事件で検察側―東京地裁
-
臨時国会、来月1日に召集=立民、解散前の予算委要求
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕