トランプ氏の起訴内容修正=20年大統領選介入事件―米特別検察官
【ワシントン時事】トランプ前米大統領が2020年大統領選の結果を覆そうとした事件で、捜査を担当するスミス特別検察官は27日、トランプ氏に対する起訴内容を一部修正し、新たな起訴状を提出した。連邦最高裁が7月に、トランプ氏の在職中の「公的行為」に対する不起訴特権を認めたことを受け、訴因を絞り込んだ。
最高裁は7月1日の判決で、大統領の公的行為に関し刑事訴追の「免責特権」を認めた一方、私的行為については除外した。このため検察側は、公的行為となり得る訴因の一部を削除。大統領選に負け、結果を覆そうとして21年1月6日の連邦議会襲撃事件を招くまでのトランプ氏の行為は「個人的利益」に基づくものだったと強調した。
トランプ氏は昨年8月、選挙結果の確定手続きを妨害したなどとして、四つの罪状で起訴されており、罪状自体に変更はない。同氏はこれまで全4件について無罪を主張している。
トランプ氏が返り咲きを目指す11月の大統領選前に選挙介入事件の判決が出る可能性はほぼない。同氏が当選すれば起訴自体を取り下げるとみられる。
[時事通信社]
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