再発防止の徹底を=NHK不適切放送で経営委員長
NHKの古賀信行経営委員長は27日、NHKの中国籍の外部スタッフが、ラジオ国際放送の中国語ニュースで沖縄県の尖閣諸島を「中国の領土」などと発言した問題を巡り、「二度と起きないようにするにはどうしたらいいか考えることが一番大事だ」と述べ、執行部に対して原因究明と再発防止の徹底を求めた。
同日の経営委員会終了後、報道陣の取材に応じた。古賀氏は、国際放送について「日本が考えていることをきちんと(世界に)発信する使命がある」と指摘。外国語による発言内容はリアルタイムで確認しづらい面もあるとして、「(速報性より)正確性を期す方がいい」と語った。
外部スタッフは19日のラジオで、尖閣諸島を「古来、中国の領土だ」と中国語で話したほか、英語でも「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」と発言、21日付で契約を解除された。NHKは中国語ニュースを事前収録に切り替え、26日午後にはテレビで5分間の謝罪放送を行った。
[時事通信社]
最新ニュース
-
トランプ氏、政権移行文書に署名=正式プロセス開始
-
イスラエル、レバノンが停戦合意=ネタニヤフ氏「違反あれば攻撃」
-
NY株、3日連続最高値=トランプ関税注視
-
USスチール買収の承認を=石破首相が書簡―ロイター報道
-
「両国のビジネスにリスク」=メキシコ大統領、トランプ関税に警告
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕