レーム、五輪超えの大ジャンプ期待=注目の海外「超人」選手―パリ・パラ
パリ・パラリンピックは海外の「超人」選手のパフォーマンスにも注目が集まる。陸上男子走り幅跳び(義足T64)のマルクス・レーム(ドイツ)は4大会連続金メダルが懸かり、健常者のトップ選手を上回る跳躍が期待される。
22日に36歳になったレームは昨年6月、世界記録を8メートル72に更新。健常者の走り幅跳びの世界記録であるマイク・パウエル(米国)の8メートル95まであと23センチに迫った。今大会はパリ五輪優勝記録の8メートル48を超えられるか。25日には陸上の最高峰ダイヤモンドリーグのパラ部門で優勝し、「パラリンピックに向けて、大ジャンプを続けていきたい」と気持ちを高ぶらせた。
陸上男子(車いすT54)のマルセル・フグ(スイス)は、東京大会でマラソン、トラック3種目の4冠を達成。「銀色の弾丸」の異名を持つ38歳は2大会連続の偉業へ、「成功を継続したいが、金メダル4個はとても難しい。一つでも取れたらうれしい」と静かに闘志を燃やす。
車いすテニス女子シングルスで前回覇者のディーデ・デフロート(オランダ)は、2021年から四大大会全勝の絶対女王。初制覇を目指す上地結衣(三井住友銀行)の最大のライバルとなる。
トライアスロン男子で運動機能障害PTS4のアレクシ・アンカンカンは、地元フランスのスター選手。開会式では選手団の旗手を務める予定。「金メダルのためにまい進してきた」と母国での2連覇へ意気込む。車いすフェンシング女子で、インスタグラムのフォロワー数が135万人と大人気のベアトリチェ・ビオ(イタリア)は、フルーレ個人(障害B)で3大会連続金メダルを目指す。 (時事)
[時事通信社]
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