静岡県も通行料検討=富士山、来夏導入か
登山道の混雑や弾丸登山などが問題となった富士山について、静岡県が県内の登山道での通行料徴収や通行時間の規制を検討していることが27日、県への取材で分かった。閉山後の9月末から現地調査を実施し、早ければ来夏にも導入する考え。
山梨県では、今シーズンから1人2000円の通行料徴収と、1日当たり上限4000人の人数規制を実施。静岡県の担当者は、山梨では規制実施後、問題となった夜間登山者の人数が大幅に減少する一方、静岡側の登山道では例年に比べて死亡事故が多かった点などを理由に挙げた。
通行料は山梨側と調整し、同県と同額になるようにしたい考え。通行時間規制については現地調査の結果などを踏まえて時間の幅を検討する。
[時事通信社]
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