2024-08-27 10:56スポーツ

うれしい全米初勝利=内島、落ち着いて逆転―テニス

 初出場の全米オープンで、内島が記念の白星。フルセットにもつれた1回戦を物にし「全米で初めて勝てた。きょうは喜んで帰っていいのかな」と笑みを浮かべた。
 今年の全仏オープンで四大大会初勝利を挙げ、パリ五輪にも出場。現在の世界ランキングは64位で日本勢の最上位にいる。飛躍のシーズンを過ごす中、23歳の誕生日だった今月11日に腰を痛め、万全ではない中で初戦に臨んだ。
 「一番の不安要素だった」というサーブの精度が悪く、ダブルフォールトが7度あった第1セットは世界111位のコルパチュに奪われた。「自分から展開できる場面が多い。落ち着いてプレーしよう」と切り替え、第2、第3セットを連取。サーブが改善し、鋭いフォアでも押し込んだ。
 逆転勝ちを収めたとはいえ「勝ちたいと思う前に、自分のやるべきことをやらないと」と反省。理想とするフェデラー(スイス)や錦織圭(ユニクロ)のような攻撃的なプレーを示せれば、次の勝利が見えてくる。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]

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