上皇ご夫妻、軽井沢で静養
上皇ご夫妻は22日、静養のため新幹線で長野県軽井沢町に入られた。軽井沢での静養は夏の恒例で、コロナ禍を経て昨年、4年ぶりに再開した。
JR軽井沢駅に到着したご夫妻は午後1時ごろ、手をつないで駅頭に姿を見せた。居合わせた人たちに上皇さまは手を振り、上皇后さまは会釈して応え、車に乗り込んだ。
側近によると、ご夫妻はこの日、学童疎開船「対馬丸」が撃沈されて80年に当たるため、軽井沢入り後は宿泊先で静かに過ごした。23日は、戦後に旧満州から引き揚げてきた人たちが入植した大日向開拓地を散策する予定で、29日に帰京する。
[時事通信社]
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