川重工場に立ち入り調査=エンジン燃費データ改ざん―国交省
川崎重工業が船舶向けエンジンの燃費データを改ざんしていた問題で、国土交通省は22日、海洋汚染防止法に基づき、同社の神戸工場(神戸市)を立ち入り調査した。不正の詳しい経緯を調べる。
同日午前9時40分ごろ、国交省の職員3人が神戸工場に入った。23日も引き続き調査する。
国交省や川崎重工によると、同社が製造した窒素酸化物(NOx)規制対象のエンジン674台のうちほぼすべての673台で不正が発覚。2000年以降に起工した船舶に搭載されたエンジンで、試運転の際、燃費を顧客の仕様に基づく許容値に収めるなどの目的で、データを書き換えていたという。
[時事通信社]
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