シンボル「大屋根」つながる=世界最大級の木造建築―大阪・関西万博
2025年大阪・関西万博の会場予定地の人工島「夢洲」(大阪市)で21日、会場のシンボルとなる「大屋根リング」の木造部分が完成し、巨大な一つの円につながった。建設費は344億円で、世界最大級の木造建築物となる。年内にエレベーターや植栽などの整備が完了する見通し。
デザインしたのは建築家の藤本壮介氏で、海外パビリオンを取り囲む巨大な円形にすることにより、万博の理念「多様でありながら、ひとつ」を表現している。1周約2キロ、高さ12~20メートルで、雨風や日差しを遮る空間となるほか、屋上を歩きながら会場全体や海を見渡すこともできる。期間中は夜間のライトアップを予定している。
21日には、屋上の南西側の床に木材をはめ込む作業が行われた。当初、木造部分の完成は9月末ごろとみられていたが、日本国際博覧会協会(万博協会)によると、工事の効率化で建設が順調に進み、想定より約1カ月早まったという。
リングを巡っては、一部から「無駄遣い」との批判も出ており、万博協会は閉幕後の再利用について検討を進めている。
[時事通信社]
最新ニュース
-
NTT法存廃、判断せず=総務省特別委が最終報告書
-
「一緒に強盗してくれる人いないか」=勧誘容疑、男2人を逮捕―警視庁
-
経産省、公取委に初の措置請求=アマゾンの独禁法違反問題
-
林官房長官、停戦合意を歓迎
-
ベトナム人窃盗団の拠点一斉捜索=アプリで実行役募集、本国から指示―関東を中心に被害・警視庁など
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕