電池証券化融資計画でエネルギー貯蔵への対応を加速=noco-noco〔GNW〕
【グローブニューズワイヤ】noco-noco(NCNC)の100%子会社であるnoco-nocoPteは、日本の3DOM・AllianceおよびTesnology(テスノロジー)と、3DOMおよびTesnologyが開発した電池証券化システムおよび知的財産(IP)の非独占実施権を取得する覚書を締結したことを発表した。3DOMとTesnologyは、日本における電池の証券化と証券取引に関する知的財産(IP)を保有しており、現在、生産から資産の証券化・商業化、資産の廃止・リサイクルに至るまで、蓄電資産の生涯を通じて収益化するための専門システムプラットフォームを開発している。この「グリーン・ファイナンシング・モデル」は、現在比較的初期段階にある日本におけるバッテリーエネルギー蓄電システム(BESS)資産の成長を大幅に後押しするものと期待され、2030年までに約10GWの蓄電容量という日本の需要に対応するもの。noco-nocoは、高性能な電池を誰もが気軽に使える社会インフラとして身近なものにすることを目指し、セパレータ「X-SEPA」をはじめとする電池関連技術の開発に取り組んできた。noco-nocoは自社開発する電池と、3DOMおよびテスノロジーが開発するBESS証券化に関する技術やIPを融合させることで、アジア太平洋地域におけるBESS市場の迅速な展開を促進する相乗効果を創り出す計画。
【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(9217017)。
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