2024-08-17 09:32スポーツ

松山、パット好調=パリに続く首位ターン―米男子ゴルフ

1番、パットのラインを読む松山英樹=16日、米テネシー州メンフィス(AFP時事)

 松山は好パットでスコアを伸ばした。ラインの読みがさえ、6番で8メートル、9番で5メートル、11番では約10メートルを沈めた。「いいパッティングができた」。猛暑の中、吹き出る汗をタオルで拭いながらのラウンドで、前日に続きバーディーを七つ奪った。
 嫌な流れを断ち切るリカバリーも光った。ショートパットを外した2番の直後、3番(パー5)はレイアップからチャンスに寄せてバーディー。1打目を池に落とした4番(パー3)は打ち直しの3打目をピンそばに寄せてボギーにとどめ、直後の5番ですぐに取り返した。
 腰の状態に不安は残す。「(ショットは)思ったようには打てていないが、うまくアジャストできている」。16番(パー5)では、残り約280ヤードの第2打を3番ウッドでピン奥のカラーまで運び、イーグルこそ逃したものの、この日7個目のバーディーを難なく奪った。
 銅メダルを獲得したパリ五輪に続く首位での折り返し。ラウンド後は「いい位置なので頑張りたい」と話すと、すぐに練習場へ。週末の優勝争いに向け備えを忘れなかった。(メンフィス時事)
[時事通信社]

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