「交渉リセット残念」=総裁選不出馬―拉致家族会代表
岸田文雄首相が9月の自民党総裁選への不出馬を表明した14日、拉致被害者家族会代表の横田拓也さん(55)は「深刻な人権問題解決のための水面下の交渉がリセットとなることは、残された拉致被害者がさらにつらい時間を過ごしていくことになり、残念」とするコメントを出した。
横田代表はコメントで「拉致問題は国内外、与野党に関係なく、人として許される問題ではない」と指摘。その上で、「次にどなたが総裁になっても、強い気持ちで、必ず解決してもらいたい。安易に譲歩したり、私たちが望んでいない合意がなされたりしないよう、全拉致被害者の即時一括帰国を求めます」と注文した。
拉致被害者の曽我ひとみさん(65)は「どなたが総理大臣に就任されても心を一つにし、拉致被害者全員帰国に向けて全力で取り組んでいただきたい」とするコメントを出した。
[時事通信社]
最新ニュース
-
イスラエル、治安閣議で停戦判断へ=米仏大統領が合意発表も―レバノン高官「障害ない」
-
NY円、154円台前半
-
EU、中国をWTO提訴=ブランデーの反ダンピング措置で
-
トランプ氏への起訴取り下げ=20年大統領選介入、機密文書保管―「現職訴追せず」適用・米検察
-
女性被害の殺人、犯人の6割身内=「家庭が最も危険」―国連
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕