梶原、らしさ出せず=2大会連続のメダル逃す―自転車〔五輪〕
五輪の雰囲気に完全にのまれた。女子オムニアムで梶原は、2大会連続のメダル獲得を逃した。
約3時間の間に4レースを走る種目。前半2レースでは、想定よりも早く仕掛けてくる他国の駆け引きについていけなかった。「体を動かすことができず、足に力が入らない状況だった」。3レース目までは本来の走りが全くできなかった。
これまで付きっきりでサポートしてくれた母との電話で気持ちを切り替え、最後のポイントレースへ。終盤で得点を重ねたが、上位との差は埋められないほど大きく、17位に沈んだ。
課題だった持久力の向上に取り組み、力をつけてきた。そこには前回銀メダリストという重圧もついてきた。「勝ちたい、メダルを取りたいと思えば思うほど緊張した」。話せば話すほど大粒の涙が止まらなかった。
「ここじゃ終われない」。この無念は4年後のロサンゼルス五輪にぶつけるつもりだ。 (時事)
[時事通信社]
最新ニュース
-
ガザ停戦を歓迎=林官房長官「人道改善へ一歩」
-
107円高の3万8551円96銭=16日午前の平均株価
-
尹大統領、取り調べ応じぬ意向=弁護士「十分に説明」―韓国
-
カナダ、16兆円規模の報復検討=トランプ関税発動なら―報道
-
円上昇、155円台半ば=日銀の追加利上げ観測で―東京市場
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕