涙の一山「やり切った」=女子マラソン〔五輪〕
東京五輪では8位入賞した女子マラソンの一山は難コースに屈し、51位だった。中盤の上り坂の前から遅れ始め、苦しいレースに。それでも沿道から多くの声援を受け、「本当の五輪を経験できて幸せだった。順位だけ見たら残念だが、やり切った気持ちでいっぱい」。涙が止まらなかった。
思うような走りができなかった3年間、男子マラソン日本記録保持者でともにパリを目指した夫の鈴木健吾が心の支えになった。15キロ前後の所で、沿道を一緒に走って応援してくれたのが分かったという。「彼は走り終わったら笑顔で会おうねと言ってくれたので、笑顔で会いたい」
来年、東京で開催される世界選手権については「(もう)十分かな…」。パリ五輪で一区切りとすることを示唆した。(時事)
[時事通信社]
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