「世界のトップと勝負」=高校生ダイバー、銀メダル―高飛び込み・玉井選手〔五輪〕
成長が止まらない。男子高飛び込みで銀メダルを獲得した玉井陸斗選手(17)=JSS宝塚。飛び込みで日本勢初のメダリストとなった高校3年生は、初めて出場した東京五輪では21年ぶりとなる入賞を果たした。
兵庫県宝塚市出身。3歳で水泳を始め、小学1年の時に飛び込みにチャレンジした。小学4年から指導を続ける馬淵崇英コーチ(60)は「当初から特別な才能が輝いていた。練習には一生懸命で、高さがあっても堂々と飛んでいた」と話す。
小学4年で飛び込みの基礎を身に付け、5年で高飛び込み10メートルに向け準備を開始。馬淵コーチは「教えた瞬間に覚え、成長するスピードが普通の2倍、3倍も速い。『次は何を教えようか』とこちらが困るほど」と振り返る。
練習には、もともと持ち合わせていたスピード感覚やジャンプ力をより強化するため、マットの上で連続宙返りをしたり、重りをつけて跳んだりするトレーニングを取り入れた。
2022年7月、ブダペストで開催された世界水泳に高校1年で出場した玉井選手は、銀メダルを獲得。結果は大きな自信へとつながり、パリ五輪で金メダルを目指すことは、ただの夢ではなくなった。
昨年末にオーストラリアで行われた強化合宿。世界トップクラスの選手と日々過ごす中で、「世界と勝負する」という意識が、「世界のトップと勝負する」に変化したという。
[時事通信社]
最新ニュース
-
買い物もごみ出しもOKの指定袋 福岡市
-
大山で紅葉ライトアップ 神奈川県伊勢原市
-
イスラエル、治安閣議で停戦判断へ=米仏大統領が合意発表も―レバノン高官「障害ない」
-
NY円、154円台前半
-
EU、中国をWTO提訴=ブランデーの反ダンピング措置で
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕