前田穂、女子マラソン欠場=右脚の疲労骨折で―パリ五輪〔五輪〕
日本陸連は10日、パリ五輪最終日となる11日の女子マラソンに出場予定だった日本記録保持者の前田穂南(天満屋)が、右大腿(だいたい)骨疲労骨折のため欠場すると発表した。細田あい(エディオン)の補欠登録は既に解除しており、選手の入れ替えはない。
陸連によると、前田穂は7月31日の練習で右太もも付け根付近に張りを感じた。医師の診断やレントゲン検査で大きな所見は確認されなかったが、8月9日のMRI検査で疲労骨折と診断された。陸連は選手やコーチらと協議の上、出場は「今後の選手生命にも関わる重大な問題」と判断した。
28歳の前田穂は前回東京大会で33位。1月の大阪国際女子マラソンで2時間18分59秒をマークし、日本記録を19年ぶりに塗り替えた。 (時事)
[時事通信社]
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